Season4-14 まるで銀行マンのようだ

まるで銀行マンのようだ。明らかに誉め言葉ではないと思われますから、銀行マンさんには失礼な話ですよね。たぶん杓子定規、融通が利かないといった意味合いで使われていると思いますが、最近の銀行マンさんはそんなことないですよ、いろいろな提案をしてくれますし、気の利いた情報もタイムリーにくださいます。というわけで今回は「銀行マンですら・・・」という話ではありません。

「見方はかならず変えてみよう」というお話です。もしあなたが「銀行マンは融通が利かない、経理関係以外役に立たない」と思っているのなら、銀行マンが持ってくる有益な情報に出会うことは無くなってしまいます。いつまでも銀行マンは融通が利かないなんて昔の概念にとらわれていないで、「最近の銀行マンは変わったかもしれない、ちゃんと話を聞いてみよう」と見方や気持ちを変えるだけで、あなたは大きなチャンスに出会うことがあるかもしれないのです。(すみません、銀行マンをよいしょしているわけではく、例えばなしですので冷静に読み進んでください)


例えるだけではなく、ある小売店さん「今年の夏は暑くなりそうだ、ビールが売れるぞ、売りまくるぞ」なら良いのですが、「今年は冷夏になりそうだ、ビールの売り上げが前年割らないようにどおしよう」となることだってありますよね。そんな時、ふつうは冷夏の中でビールをどおやって売ろう、と考えるわけですが、見方を変えると「ビール以外に売れそうなものをたくさん売るぞ」となったりしますよね。たぶん小売店さんが欲しいのは計画していた利益のはず。であるなら売るのに苦労しそうなビールに固執するよりも、冷夏でも売り上げを伸ばせそうなものに売り上げをシフトしたほうがよさそうですよね。今日お話ししたかったのはここです。

ひねくれた見方が良いかどおかはわかりませんが、見る角度を変えてみる、見る方向を変えてみる、たまには裏側から見てみるのも良いかのしれません。というお話でした。だしに使ってしまった銀行マンさん、申し訳ございませんでした。

共立アイコム課題解決部

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